最速レビュー:キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

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皆さんこんにちは!ロサンゼルス在住のNamiです。

本日は2月14日(金)に公開されたばかりの映画、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のレビューをしたいと思います!
本作ではスティーブ・ロジャースからキャプテン・アメリカの盾を託されたサム・ウィルソンがキャプテン・アメリカとしての道を進み始めます!

1. 作品概要

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新たなフェーズを象徴する作品であり、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の続編として位置づけられます。本作では、アンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソンが、新たなキャプテン・アメリカとしての道を歩み始める姿が描かれます。

スティーブ・ロジャースが盾を託した後、サムは『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でその役割を受け入れるまでの葛藤を描かれました。本作では、キャプテン・アメリカとしての責任、アメリカの象徴としての意味、そして現代社会における英雄像がどのように進化しているのかが深掘りされます。

また、新たな敵や政府の陰謀が絡み合い、アクションだけでなく政治的な駆け引きも重要な要素となっています。MCUの今後の展開にも大きく関わる本作は、単なるヒーロー映画ではなく、社会的メッセージも内包した作品となっています。

2. 注目ポイント

サム・ウィルソンのキャプテン・アメリカ像

スティーブ・ロジャースとは異なる価値観と経験を持つサムが、キャプテン・アメリカという象徴をどのように体現するのかが最大の見どころの一つです。スティーブが戦時中に生まれた英雄であるのに対し、サムは現代社会の複雑な問題と向き合うヒーローです。特に、アメリカ社会における人種問題や政治的分断がテーマとして絡むことで、彼のキャプテン・アメリカ像がよりリアルに描かれています。

アクションとスーツの進化

MCUの醍醐味であるアクションシーンは、本作でも健在。特にサムは元々ファルコンとして活躍していたため、飛行能力を生かした戦闘が特徴です。また、新たなキャプテン・アメリカスーツのデザインや機能性にも注目です。シールドを活かした戦闘と飛行能力が融合し、今までにない戦闘スタイルが楽しめるので、特に子供には人気なんじゃないかと思います。

また、飛行しながら託された盾を巧みに使って敵と戦う姿は、新たなキャプテン・アメリカを象徴していると言えると思います。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の影響と新キャラクター

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』を視聴していると、本作の背景をより深く理解できますし、物語にも感情移入しやすくなるので、時間がある方は是非見てから劇場に足を運んでください。特に、アイザイア・ブラッドリーやジョン・ウォーカーといったキャラクターが示した「キャプテン・アメリカの意味」が、本作でどのように発展するのかが興味深い点です。また、新たなヴィランやサポートキャラクターも加わり、物語に厚みを持たせています。

現代アメリカの政治・社会問題の反映

ディズニーに買収されてから、MCU作品はフィクションながらも現実社会を反映することが多いですが、本作もその例外ではありません。特に、移民問題や政府の信頼性、分断された社会におけるヒーローの立ち位置などがテーマとして扱われています。また、人種という点でもMCU作品(ディズニー作品とも言えますが)は今の社会を反映していると言えます。より多様性・多文化という点を考慮したキャスティングやキャラクター設定を感じ取ることができます。例えば、キャプテン・アメリカは白人から黒人へ受け継がれ、新たなファルコンはラテン系、大統領は白人、などなど。多様性のあるキャスティングは現代の子供達に夢と希望を与え、スーパーヒーロー映画でありながら、現実のアメリカ社会を映し出す鏡のような作品になっています。

3. 気になったポイント

政治的メッセージがやや強め

社会的なテーマを扱うことは重要ですが、一部の観客にとっては政治的メッセージが強すぎると感じるかもしれません。もちろん、エンタメを通して、現代社会が抱える問題やニュースに関心を集めることや、多様性のあるキャスティングはアメリカのような多文化社会において、意味のあることだと思います。一方で、そういった社会的要素を入れ込みすぎると、逆にこの映画が、あからさまに「多様性を重視しています」、「今社会に必要なのは〇〇です」と主張しているように見えてしまうのも事実です。現実の政治状況を色濃く反映している場面があり、娯楽作品としてのバランスがやや崩れていると感じる部分もあります。

ハリウッドはこの数年*から10年で大きく変化しました。それは、俳優、監督、プロデューサー、そのほかの全ての映画に関わる人にとって意義のあることです。一方で、娯楽は娯楽として楽しみたい、という一視聴者としての想いを私はどうしても捨て去ることはできません。エンタメ業界に関わっているものだからこそ、ハリウッドの変化を嬉しく思いつつもこの映画の作り方は正しいのか、と自問自答してしまうことがあります。

予想を超える展開の少なさ

MCU作品には驚きの展開が期待されることが多いですが、本作は比較的予測しやすいストーリー展開が多い印象でした。特に、サムがキャプテン・アメリカとして成長する過程は感動的ですが、大きなサプライズが少なく、既視感を覚える場面も多々ありました。また、サブキャラクターの深掘りが少ないこともあり、このキャラはなんで今回出て来て、なぜこういう展開になったんだろう、とちょっと物足りなさを感じる部分もありました。

おそらく、次回作への期待を煽りたかったのだと思うのですが、正直、煽り不足だと思います。というより、情報が少ないので、私自身は、次に期待するというより、情報を回収するために次回作も見るか、ぐらいのモチベーションです。

4. 総評とおすすめ度

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、MCUの新たなフェーズにおける重要な作品であり、サム・ウィルソンのキャプテン・アメリカが本格的に活躍する初めての映画として見応えがあります。特にアクションシーンは必見です。

一方で、社会的メッセージが強くなりすぎる部分や、ストーリーの予測可能性が気になる点もありました。『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』を見たうえで鑑賞すると、キャラクターの成長や物語の背景をより深く理解できると思います。

おすすめ度:★★★☆(3.2/5)

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』をまだ見ていない方は、ぜひ本作の前にチェックしておくことをおすすめします。サム・ウィルソンがなぜキャプテン・アメリカを継ぐことになったのか、その重みを知ることで、本作の物語がより感慨深いものになるでしょう。

皆さんはもう見ましたか?ぜひコメントで感想を教えてください!

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