アメリカで暮らすということ

アメリカで暮らすということ US Life

皆さんこんにちは!ロサンゼルス在住のNamiです。
本日は、アメリカに移住して2年たった私が、アメリカと日本の違いをお話ししようと思います。

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なぜこのテーマを選んだか

まず、私の経歴を改めて説明すると、日本では広告代理店に4年間勤め、その後J1ビザでサンフランシスコ郊外の商品卸業者でインターンをしました。その後、長年の夢であったエンタメ業界でマーケターとして働く、という目標を叶えるため、ロサンゼルスにある学校に通うことにしました。今はF1ビザでアメリカに滞在しています。

私がこのテーマを選んだ理由は、どんな理由であれ、アメリカに興味を持っている方やアメリカでキャリアを築きたいと思っている方、留学を迷っている方に少しでもアメリカのリアルをお伝えできればと思ったからです。特に、駐在でもなく、学生の留学でもなく、単身でアメリカに来た身としては、正直最初は誰に頼ればいいのかもわからなかったし、最初の半年はなかなか生活が落ち着かず仕事以外でのストレスが多かったです。

アメリカに行く、というと多くの方は「え!すごい!バリキャリじゃん」とか、「楽しそう!遊びにかせてね!」とか言ってくれるのですが、現実はそうではありません。楽しいこと、ここでしか経験できないこともたくさんある反面、やはり苦労も多いんです。今からアメリカに移住しようとしている人を不安にさせたいわけではないですが、アメリカに住むということが少しでもイメージしてもらえればと思って、この記事を書いています。

アメリカ生活のリアル

生活の基盤づくり

冒頭でもお伝えした通り、最初の半年はなかなか生活が落ち着きませんでした。銀行口座の開設、ソーシャルセキュリティーナンバーの取得、家探し、車の手配などなど特に最初の1ヶ月はやることが盛りだくさんです。それと同時に、新しい仕事に慣れる必要がありますし、J1ビザの大半の方はシェアハウスなので、「誰かと住む」ということにもなれなければいけません。日本では一人暮らしもしくは家族と暮らしていた、という方がほとんどだと思うので、初めてルームシェアをする、という人は少し戸惑う場面や気を使う場面があるかもしれません。

職場での文化の違い

時間の使い方

同じ日本人が働く職場だったとしても、文化の違いを感じることは多いと思います。まず、日本にいる日本人よりもアメリカにいる日本人は自分の時間をもっと大切にします。定時に帰れるように仕事の分量を調整したり、子供が熱を出したり、学校行事があるときは家族が優先です。日本のように、休みずらさそうに有給を取ることもありません。みんな堂々と有給や病欠を必要に応じて取ります。日本だと、有給が取りづらかったり、定時に帰れることがほとんどなくほぼ毎日残業をしている人が多いイメージです。(もちろん、業種/職種にもよると思いますが)

仕事内容の明確さ

仕事内容がはっきり決まっていることが多いです。日本ではポテンシャル採用も多く、応募要項にもはっきりと「これをしてもらいます」と記載している企業は少ない印象(だんだん増えては来てますね)です。書いてあったとしても、入社してみると意外と募集要項に記載されていること以外の仕事を振られたり、仕事内容が変わったりすることも多いです。一方で、アメリカでは、募集要項に記載されていることをする、それ以外は基本しないというスタンスです。もちろん、記載されている仕事内容の延長で何かすることがあったとしても、完全に違うことをすることはないし、ジョブディスクリプションに記載されてないことは基本的にやらないスタンスです。なんなら、会社のミーティングで「ジョブディスクリプションには書いてないけど、僕できるよ」と言ってくれた同僚に他の同僚が「ジョブディスクリプションに書いてないならやる必要ないよ」と言い返してしまうほど。

私は、このアメリカのはっきりとした感じが好きです。もちろん、アメリカでも企業によっては幅広くいろんな仕事を請け負う必要もあると思いますが、少なくとも予定になかった仕事をする場合はNoを言う権利があります。日本では、何かいうと、わがままだ、扱いづらい、やる気がない、と言われる傾向があります。そもそも、グチを言う人はいてもなんだかんだ頼まれると断らずにやる人が多いと思います。

日常生活で感じる違い

当たり前ですが、食文化が違います。かといって、日本食が手に入らないわけではないし、日系スーパーもあります。住む場所によっては日系スーパーが見つからないかもしれませんが、意外と必要なものはアメリカのスーパーでも揃います。ルームメイトと住んでいると、いろんな国の料理を目にすることができて楽しいかもしれません。また、外食をする機会がグッと減ると思います。外食をするのと高いのと(チップを払う必要もあり)、都市部じゃない限り運転をする必要があるので、お酒も飲めないのと運転するのが億劫に感じて控えたり。行くとして、週末だけか、誰かの誕生日など特別な時だけだと思います。

また、上記でもお伝えしましたが、交通手段が違います。NYやLA、サンフランシスコやシアトルの中心地だと、電車やバスも使えますが、それ以外の場所ではほとんどの場合、車が必要です。日本でも、都市部でなければ車が必要ですが、公共交通機関が発達しているところも多く、車の運転になれていない人もいると思います。私自身、最初は事故を起こしそうになりながらも1週間ほどで運転には慣れましたが、土地が変わるとまたそこに慣れるのが大変でした。例えば、サンフランシスコ郊外とサンフランシスコ市内では運転のしやすさや複雑さが全然違いますし(郊外の方が楽)、ロサンゼルスに移ってからは、しばらく交通量や渋滞に慣れるのに時間がかかりました。

最後に、人間関係の作り方に違いと感じました。こちらの人は日本人と比較してかなりフレンドリーです。例えば、友達のパーティーに誘われた時、その友達以外は初めて会う人ばかりですが、フレンドリーに話しかけてくれて会話もかなり盛り上がりました。一方で、ネットワーキング観点だと中には相手をステータスで判断する人もいます。例えば、クラスメートに話かけた時、私が留学生と知るや否や興味をなくされるという、、、おそらくその人は自分のキャリアのためにすでに業界で働いている人と繋がりたかったのかな、、と思いました。もちろんそう言う人ばかりではなく、私が学校に行き始めたことに対してポジティブな言葉をかけてくれた友達もいますし、立場に関係なく親しくしてくれるクラスメートもいるので、人間関係で何か不満に思ったことはほとんどありません。

アメリカに住んで得られること

まず、自立心や適応能力がグッと上がります。単身でアメリカ(=異国)に来たこともあり、何もわからない中で何かあれば自分で対処しなければならないと言う環境になるので、ネットで調べたり、人に聞いたりしながら対処していきますよね。その中で、どう言うワードで調べれば、もしくは誰に聞けば自分が欲しい回答が得られるかが自然と身についてきます。そして人に頼らなくてもどうすれば良いかを瞬時に判断できるようになってくると思いますし、こういった環境に慣れていかなきゃいけない、とう観点で、適応能力も自然と上がってきます。

次に、学びのチャンスが多くあります。アメリカで暮らすうちに、交友関係が広がって、アメリカで暮らしていくために必要な知識(お金や家、老後の話など)がアメリカ在住歴が長い方から得られたり、ビザに関する知識が自分と同じような立場の友達から得られたりします。また、カリフォルニアは特に人種が混在しているので、いろんな文化に触れることができます。例えば、アメリカのクリスマスは日本とは祝い方が違ったり、チャイニーズニューイヤーを祝ったり、シンコデマヨというメキシコの祝日を祝ったりと、日本では味わうことがほとんどないであろう体験を得られます。何か特別なことがなくても、いるだけで文化やグローバルな観点を身につけることができるようになります。

まとめ

私は2年しかまだアメリカに住んでないですが、多くのことを学べました。日本にいたときはキャリア面ですごく成長したという印象ですが、アメリカに来てからは人間性が成長したように思います。学校はあと半年ほどで終了になりますが、人間性だけでなく、今後のキャリアのために一つ一つの授業にちゃんと向き合い、そのあとはOPTで1年間はアメリカの企業で働こうと考えています。そのあとは日本に帰るのか、はたまたアメリカに残るのか、正直なところまだ不透明ではありますが、私はアメリカに残りたいと思っています。なぜなら、映画業界で働く、と考えた時にアメリカの方が自分の実力次第ですがチャンス自体は多いからです。また、私は日本の社会よりもアメリカのようなはっきりとした社会の方が肌に合っているように思います。もちろん、ビザの関係で残れるとは限りませんが、実力主義のアメリカだからこそ、OPTに向けて自分の実力を磨いていきたいと思いますし、チャンスが来たらそれを十分に発揮できるよう努力していくつもりです。もし日本に帰ることになったとしてもここで得た経験や努力は無駄になることは決してないと思います。

日本にいてこれからアメリカに来たい、という方、少しはイメージがつかめたでしょうか?
そして現在アメリカにいらっしゃる方、皆さんはアメリカで暮らすということはどういうことだと考えていますか?

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