みなさんこんにちは!ロサンゼルス在住のNamiです。
本日は久しぶりの映画レビューです。
2024年に公開された『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』(原題『Sonic the Hedgehog 3』)は、長年愛されてきたセガのゲームシリーズをベースにした映画化プロジェクトの第3作目です!第1作目は2020年に公開され、ゲームファンのみならず一般の観客層をも魅了するヒット作となり、第2作目もさらなるスケールアップを遂げましたよね。
『ソニック』シリーズは、子供向けかと思いきや、意外と大人も楽しめる要素が入っており、ソニック、テイルス、ナックルズといったキャラクターがスクリーンで暴れ回る姿を見るのはいつも楽しく、今作も公開を心待ちにしていました。
本記事では、作品の魅力や気になった点を中心に、極力ネタバレなしでレビューしていきます。
作品概要
監督を務めたのは再びジェフ・ファウラー。主要キャストも続投しており、ソニックの声をベン・シュワルツ(日本語吹替:中川大志)、テイルスをコリーン・オショーネシー(日本語吹替:木村昴)、ナックルズをイドリス・エルバ(日本語吹替:広橋涼)が担当しています。今作では新キャラクターとして、ゲームシリーズでも人気のシャドウ・ザ・ヘッジホッグ(キアヌ・リーブス/日本語吹替::森川智之)が登場し、物語に深みと緊張感を与えています。
日本語吹替のキャストも豪華ですね!✨
あらすじ
平穏な日常を取り戻したソニックと仲間たち。しかし新たな脅威が地球に迫ります。舞台は東京。東京湾に浮かぶ孤島で幽閉されていたダークヒーロー、シャドウが目覚める。施設を破壊した彼が東京の渋谷に現れ、世界は緊急事態に陥る。派遣されたソニックたちは、強大な力を持つシャドウから世界を救おうと、ドクター・ロボトニックに助けを求めるのだが……
『ソニック2』の終盤で示唆された伏線が今作で回収され、ゲームファンも思わずニヤリとする場面が満載です。『ソニック3』は、単なるアクション映画の枠を超え、キャラクター同士のドラマに重きを置いている点が特徴的です。
注目ポイント
ビジュアルや演出
今作は映像美がさらに進化しました。ソニックたちの質感や動きがよりリアルになり、スピード感あふれるアクションシーンは圧巻です。特にソニックとシャドウのバトルシーンは、アニメーションのレベルを超えた迫力で観客を魅了します🫣
また、舞台となる場所も多彩で、東京の渋谷でのシーンはもちろん、雪山や砂漠、近未来的な都市など、変化に富んだロケーションが物語を彩ります。各シーンの色使いも鮮やかで、ゲームの世界観を忠実に再現しながらも映画的なスケール感を持たせています🗼
個人的には、映像美はもちろんですが、渋谷のメイドカフェのようなところを楽しむシーンや、ドクター・ロボトニックの相変わらずのコメディぶりも好きです!
キャラクターの魅力
ソニック、テイルス、ナックルズのチームワークは本作でも健在。ソニックの無邪気でおちゃめな性格と、テイルスの賢さ、ナックルズの真面目すぎるけどどこか天然なキャラクター性が絶妙なバランスを保っています。
また、ジム・キャリーが演じるドクター・ロボトニックは今回も面白くて、意地悪で、登場した瞬間待ってましたって感じでした。ジム・キャリーって本当にこういうコメディ感のある役を自然にこなすよなと毎回楽しみにしています😆
忘れてはならないのがトム。ソニックの育ての親的な存在になっているトムですが、私は彼のほのぼのとした性格とやる時ややる、という根性があるところが好きです。
そして、今回の大きな見どころであり物語の鍵となるシャドウ。彼のクールな雰囲気と謎めいた過去は物語に緊張感を与え、ソニックとの対立構造がドラマを深くしています。ゲームファンならシャドウのセリフや動きに感激すること間違いなしです!
ストーリーのテンポ感
『ソニック3』は前作よりもストーリーが緻密に構成されています。前半はコミカルなシーンが多めですが、中盤以降はシリアスな展開が増え、最後は感動的な結末を迎えます。笑いあり、涙ありのエンタメ作品として高い完成度を誇っています。
冒頭で大人も楽しめると言いましたが、大人が楽しめる理由は、このテンポ感と、ストーリーの奥行きにあると思います。可愛いキャラクターたちがわちゃわちゃしているのかと思いきや、シリアスで感情的で、キャラクターひとりひとりに過去があってだから今こうなってるのか!と納得できるストーリー展開が魅力的だと思います✨
シリアスなシーンや、キャラクターの過去が垣間見れるシーンは、思わず見入ってしまうほどでした。
シャドウ・ザ・ヘッジホッグの声優:キアヌ・リーブスの存在感
今作最大のサプライズは、シャドウ・ザ・ヘッジホッグの声をキアヌ・リーブスが担当していることです。キアヌ。リーブスってこういうお仕事するんだ!と意外に思いましたし、公開前から大きな話題が集まりましたが、実際に映画を観てみると彼の低くて重厚感のある声がシャドウの魅力が引き立ってているなと感じました✨
キアヌの低く重みのある声は、シャドウのクールでダークなキャラクター性と完璧にマッチしていると思います。特に「正義か復讐か」という葛藤を抱えるセリフシーンでは、彼特有の落ち着いた語り口が一層深みを与え、観客の心を掴みます。彼が声を吹き込むことで、シャドウというキャラクターが単なる敵役ではなく、複雑な内面を持つ“孤高の存在”として際立っていました。
また、アクションシーンでのセリフ回しも印象的で、激しいバトルの最中でも抑制の効いた演技が逆に緊張感を高めていて、映像だけでなく、声にも惹き込まれる感じが印象的でした。
物語の舞台:東京
日本人ならではの観点だと思うのですが、舞台が東京であることがすごく嬉しかったんです。ソニックは、日本の会社であるセガのIPですが、映画を作成しているのはパラマウント(アメリカの会社)なんです。今回、3作目にしてついに日本に来たか!と少し感動してしまいました。
ネオンが輝く新宿の街並みや、渋谷スクランブル交差点といった象徴的なロケーションが登場し、これまでの舞台(アメリカの田舎町や雪山など)とは一線を画した雰囲気を醸し出しています🤩特に夜景のシーンは圧巻で、ネオンがきらめく中をソニックが駆け抜ける姿はとてもスタイリッシュな印象を受けました。
気になったポイント
ストーリー展開の速さ
全体的にテンポが良い分、いくつかのシーンが駆け足に感じる場面がありました。シャドウの過去や動機が少し薄味に描かれているため、キャラクターの背景をもう少し掘り下げてほしかったというのが正直なところです。
また、テンポが早い分、子供達の理解が追いつかないところもあるかも?と感じました。おそらく、メインターゲットは子供だと思うのですが、実際映画館に見に行った時も、公開から少し時間が経っていたのもありますが子供は比較的少ない印象でした。
キャラクターの扱い
あくまでソニックが主人公なのと、シャドウに焦点が当てられているストーリーなので、仕方ないとは思いつつ、サブキャラクターの出番がやや少なく、テイルスやナックルズの個別エピソードが不足している印象でした。前作で活躍したキャラクターたちの魅力をもっと引き出せたら、と思いつつ、これ以上詰め込むと観客が理解しずらい映画になってしまいそうだなという矛盾した感情が私の中に湧き起こりました。
総評とおすすめ度
『『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』はシリーズファンなら満足できる作品だと思います。前作よりもさらにスケールアップしたアクションと感動的な物語が楽しめます。一方で、初めて観る人にとっては伏線がわかりづらい可能性があるので、事前に1作目と2作目を観ることをおすすめします。
おすすめ度:★★★★☆(4.5/5)
こんな人におすすめ!
- ソニックシリーズのゲームファン
- 家族で楽しめるアクション映画を探している方
- スピード感のある映像が好きな方
ということで、本日は『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』のレビューをしてみました。次回の映画レビューは名もなき者』(原題『A COMPLETE UNKNOWN』)を予定しています。
みなさんは最近どんな映画を見ましたか?ぜひおすすめの映画があったら教えてください!